ボタンは、クリックしてムービーを再生したり、スライドショーを表示したり、サブメニューにアクセスしたりするメニュー上の要素です。
ほとんどの iDVD メニューに備わるデフォルトのボタンスタイルは、テキストだけのボタンです。これは、ボタンラベル、または名前だけで構成されます。たとえば、ムービーを再生するテキストだけのボタンは、「ムービーを再生」のラベルが付いているか、またはムービー自体の名前が付いています。テキストだけのボタンは文字だけで構成されているので、実際はボタンのようには見えません。しかし、クリックするとボタンと同じように動作します。
ボタンのラベル(名前)を変更するには、そのラベルをダブルクリックしてラベルのテキストを選択し、新しい名前を入力します。ボタンのテキストを強調表示すると、ラベルの下にインプレースコントロールが現れます。ラベルの書体、フォントスタイル、およびフォントサイズを変更するには、インプレースコントロールのポップアップメニューから選択します。
ボタンテキストのカラーを変更するには、テキストに影を付けます。また、ボタンを選択しているときにコマンド+ I キーを押して「ボタン情報」ウインドウを開き、ボタン自体のその他の属性を変更します。
ボタンはどれでも、図形とボタンラベル(名前)から成るイメージボタンとして設定できます。iDVD ウインドウの右下にある「ボタン」ボタンをクリックし、パネルの一番上にあるポップアップメニューから、図形のオプションにアクセスします。1 つまたは複数のボタンを選択し、「ボタン」パネル内の任意の図形をクリックしてその図形をボタンに適用します。「テキスト」、「箇条書き」、および「図形」カテゴリにあるほとんどの図形は、ボタンをクリックした場合のみ、DVD メニュー上に表示されます。図形ボタンはすべて、そのボタンを選択して「ボタン」パネルの上部にあるアイコン(グレイの円とスラッシュ)をクリックすると、テキストのみのボタンに変更できます。
イメージボタンには、単独の写真や写真アルバムだけでなく、ビデオクリップもドラッグでき、視覚的な特徴を与えることができます。(ムービーを表示するイメージボタンは、「モーション」ボタンと呼ばれます。)テキストのみのボタンと同様に、「ボタン情報」ウインドウのコントロールを使って、イメージボタンのサイズ、強調表示のときのカラーなどを変更することができます。また、ラベルを削除して、シンプルにイメージ部分だけのボタンにすることもできます。
ボタンの外観の変更は、プロジェクトに視覚的な特徴を与えたり、iDVD テーマのカスタマイズで自分の創造性を表現したりする代表的な方法の 1 つです。