CrossOver の環境設定は、「CrossOver」メニューから呼び出せます。ここでの設定は、CrossOver Mac 全体の動作に影響します。
環境設定の変更内容は、ユーザーアカウントごとに保持されます。現在ログインしているユーザーの変更内容は、他のユーザーには影響しません。
これらの設定は、OS 上での CrossOver の振る舞いや表示に関するものです。
リムーバブルボリューム. この設定は、CD/DVDの挿入、イメージのマウントなどにより、Windows のオートランプログラムが検出された際の動作を決めます。
デフォルト値: 起動前に設定を表示する
CrossOver Mac の起動時に、quartz-wm のインストールを促す警告を表示する. quartz-wm は、Mac OS X と同様のウインドウインターフェイスを提供するためのコンポーネントです。quartz-wm を求めるダイアログが表示された時に、Mac OS X のインストールディスク 1 を挿入することで自動的にインストールされます。
quartz-wm をインストールせずに CrossOver Mac を使用した場合、ウインドウが正常に表示されない可能性があります。特別な理由がない限りは、インストールすることをお奨めします。
デフォルト値: オン
プログラムフォルダ. この設定により、CrossOver Mac の「プログラム」メニューに登録されるエイリアスの保存場所が変更できます。
"~"は、ログインユーザーのホームディレクトリを意味します。
デフォルト値: ~/Applications/CrossOver
Windows アプリケーションとクリップボードを共有する. この設定を有効にすることにより、Windows アプリケーション上で行った、「切り抜き」、「コピー」、「貼り付け」の操作にクリップボードが使用されます。
このクリップボードは、Mac OS 上で「カット」、「コピー」、「ペースト」の操作を行った時に使用されるものと同様です。そのため、Windows アプリケーションと Mac OS 間で、相互にデータのやり取りが可能です。
ただし、アプリケーションによっては、相互にやり取りのできないデータを扱う可能性があります。
デフォルト値: オン